ヨコハマヒーリングデンタル

院長コラム

歯の痛みとホメオパシー <3>

今日は歯根膜の痛みについて説明します。

歯根膜とは歯周靱帯とほぼ同じ意味です。

歯根膜は歯根を覆うように存在し、歯を衝撃から守るクッションの役割と、歯にかかる衝撃の強さを脳に伝える大切な役割があります。

これが痛いということは、何らか外的な力が加わったか、歯周炎が急性化したかのどちらかのことが多いです。

何かにぶつけたか、固い物をガキッと噛んでしまったという覚えがあるなら、まずアルニカをお勧めします。

怪我にはアルニカですので、これがファーストチョイスのレメディです。

もしくは、怪我の直後でしたらアコナイトでもいいです。

「突然」がアコナイトのキーワードですので、ケガの直後パニックになっているような時にお勧めです。

また、同じ歯に長い期間繰り返し力がかかって痛くなってきた時には、ルータをお勧めします。

勤続疲労もルータのテーマです。

そして、ルータは靱帯の損傷にとてもよいレメディです。

ですから、歯周靱帯にも親和性があります。

また、ルータは矯正治療で歯を動かしている最中の痛みや、親知らずを抜歯した際に、手前の歯にも力がかかり痛みだした時などにも有効なレメディです。

それから歯がグラグラしていてもいなくとも、触っただけで痛い場合、あるいは、振動でさえ痛い場合にはブライオニアをお勧めします。

とにかくじっとしていないと駄目な時、もしくは動かすと痛いので、手などをを添えておきたいような痛みの時に使ってみてください。

歯の痛みとホメオパシー <2>

今日は歯茎が腫れて痛い時に役に立つレメディをご紹介します。

まずまだ膿ができる前の状態でズキズキと拍動するような痛みがしてきた時はベラドンナです。痛みは激しくズキズキがポイントです。

次に腫れてきて、触るとすごく痛み、とても気持ちがピリピリして神経が逆立っているような時にはヘパサルファーです。

ヘパサルファーは蠣の殻を焼いて作ったレメディで歯茎の腫れにはNo.1の効果を発揮します。私もこのレメディで何度も効果を実感しました。

そして痛みは引いてきたもののなかなか膿が小さくならず治癒が進まない感じがしたらシリカの出番です。

シリカは異物を積極的に排泄してくれるありがたいレメディで、乳歯がなかなか抜けない時や棘や骨が刺さって抜けないときなどに素晴らしい効果をあげてくれます。

それからヘパサルファーと似た状況で焼けるようなチクチクするような痛みがあり温めても冷やしても痛い時、さらに腺(扁桃腺やリンパ腺)が腫れている時にはマーキュリーを使ってみてください。

専門的な処方ではこれらのレメディを組み合わせることもあるのですがセルフケアの範囲では上記のポイントでレメディを使えば十分だと思います。

付け加えますが、歯茎の腫れは歯科治療をする必要がある症状ですので、レメディだけで治癒させようとは思わないで、あくまで緊急的に使用してください

歯の痛みとホメオパシー <1>

今日はセルフケアの範囲で「歯が痛い時どんなレメディを選べばよいか」をお話します。

まず、虫歯かどうかわからないが痛い場合。
突然痛みだしたらまずアコナイト

次にズキズキ拍動を感じるように激しく痛むようだったらベラドンナ。ベラドンナの痛みはいきなりズキズキ痛むことが特徴です。じんわり痛むようではこのレメディではありません。

またイライラを伴うような、子供が痛みでむずがっているような感じだったらカモミラ。カモミラは永久歯が生えはじめて痛む時に素晴らしいレメディです。もちろんそうでなくとも歯と深い関連があるので感情的なものを伴う場合には使ってみてください

それからかなり痛みが強く、圧迫したり温めて楽になる時にはマグフォスです。マグフォスはホメオパシーのアスピリンと呼ばれるように痛みに卓効のあるレメディです。神経痛、生理痛などにもよく用いられます。ポイントは「圧迫、温めて改善すること」です。

補足でこれはセルフケアキットには入っていませんが、冷やして改善する場合にはコフェアが考えられます。

そして虫歯が神経に近くなり痛いとか、歯科医院で神経をとった後に痛む場合はハイペリカムです。ハイペリカムは神経のアルニカと呼ばれ、神経の怪我にとても有効です。脊柱や尾骨、指先など神経の集中しているところを痛めた場合に使います。

最後に上のいずれでも今ひとつ効果がない時、またはとても神経質な方で虫歯になりやすく、傷つけられたという怒りを覚えている場合にはスタフィサグリアを試してみてください。スタフィサグリアも歯にとっても深く縁があるレメディです。日本人にはこのタイプが多いので思い当たりましたらどうぞ。

以上のように一口に歯の痛みと言っても様々なレメディが考えられます。まだまだたくさんあるのですがあまりやっても混乱すると思うので代表的なものに留めておきます。

歯が動いています

ここ数週間で歯が動いた人が続出しています。

型を取って作った補綴物がコンタクトがゆるゆるでやり直しになっています。

2人続けて歯のカタチが変わって?しまい詰め物が入らなくなるケースもでてきました。

それから、今まで何年も大丈夫だった歯根の病巣が腫れるケースも続出してます。

コロナ騒動と地磁気の乱れ、集団意識の不安感が免疫力を低下させていると思います。

出来れば状況がある程度落ち着くまでは歯の治療は最小限にしたほうがいいかもしれません。

治療(施術)のやり過ぎ?には注意!

患者さんの主訴の多くは「痛みをなくして欲しい」というものです。

ですので私達治療者も何とか痛みをなくそうと努力します。

すると・・・

痛みを完璧になくそうとするあまり「治療をやり過ぎる」傾向がでてきます!

例えば、ある程度痛みが和らいできたところで患者さんに「いかがですか?」と質問したとします。

その答えが「まだ少し痛みがあります」とか「ほかの場所が痛くなってきました」などという返答が返ってくることがままあります。

もちろんもう少し治療したほうがいいケースもあるのですが、この辺でやめた方がいいケースも実は多いのです。

その見極めとしてはオーリングテストなどのテストでOKの反応がでていること、それとこれは経験からですが患者さんの性格です。

不安感が強い方はどうしても、恐怖からもっともっとと要求が激しくなります。

それに応じてこちらももっともっとと治療をしていくと、折角いい塩梅で落ち着いていたバランスを崩してしまうことが多いのです。

これは今までの私の苦い経験から申し上げています。

癒道整体の井村先生も「施術は決してやり過ぎてはいけない。6割くらいでやめるのがちょうどいい。」とよくおっしゃていましたがその意味がよく分かります。

完璧を目指そうとすると患者さん自身の治そうとする自己治癒力を妨げてしまうのです。

先日、ある患者さんが詰め物をした歯が痛むということで来院され、アレルセラピーで調整をしましたが、「まだ少し痛い」と納得いかないようでした。

そこで「反応は消えてますから1日様子を見ましょう。それでも痛かったらまた治療します」といって終わりにしました。

すると翌日連絡があり「朝になったらすっかり痛みが消えていました」と喜んでおられました。

その時に、治療の止め時を決断するのはいかに大事で難しいかということを改めて痛感しました。

顎関節のトラブルは全身から起こりえます

口が開きにくい、開ける時に痛い、etc顎関節のトラブルで来院される方がいらっしゃいます。

同じような症状でも原因は様々です。

ある方は片方の肩に重いショルダーバッグを長時間かけていたことが原因で顎の違和感を訴えておられました。

この方は肩関節と顎関節の相関からのトラブルでした。

ある方はスポーツで片足を着く際にひねる癖をお持ちでした。

それが足の中足部のねじれを引き起こし、巡り巡って顎関節のトラブルになっていました。

このようなケースではマウスピースや咬合調整では根本解決になりません。

顎関節は身体のあらゆる部位のトラブルから発症することを知っていないといけませんね。

歯並びと顎、身体のゆがみの見方のポイント

当院では診察で歯科ユニットを倒して口腔の状態を観察すると同時に、足先にも注目します。

どういうことかといいますと、チェアを倒すと必然的に足先が確認できます。

すると足先の左右差がはっきりとわかります。

足先の左右差がかなり大きい人はまず身体も顎もそして歯並びにも何等かの問題が起こっています。

そして身体のゆがみの大きい患者さんは、歯の治療はあとにして(急性症状のある方は別ですが)まず施術やCBS,アレルセラピーなどを施して歪みを整えます。

すると、足先の左右差が解消されてきます。

この時点で初めて補綴などの歯の治療にはいることになります。

足元以外にも手首にも歪みが現れていますが、足元が一番よく見えるので私はそれを目安に診療を進めています。

前歯をぶつけると脊柱にまで影響が及びます

少し前のことですが、硬いものを食べて前歯がグキッとなったという患者さんがいらっしゃいました。

なんでも前から押すと痛くないが、舌で前に押すと痛いとのこと。

調べてみると確かにその歯を前方向に押すときだけオーリングテストでマイナスの反応がでました。

そこでその情報を解析してくとなんと頚椎から胸椎、腰椎、仙椎さらに尾椎までマイナスの反応がでていましたショック!

それらの反応を一つ一つ解除していくとやっと前方向に押しても反応がでなくなりました。

その後は咬合調整をし、ホメオパシーのレメディを処方して終了しました。

このように単に前歯だけの問題と思っていても実は脊柱全体に影響がでていることが少なくありません。

ですから歯をぶつけたり、硬いものを噛んだりしないよう注意して生活することはとても大切なことなのです。

歯並びと頭蓋骨の関連

当院では噛み合わせや歯並び、顎関節のトラブルなどの診断をする際に必ず頭蓋骨の触診を行います。

それは歯並びも含めて歯の問題の多くは頭蓋骨のトラブルもおこしているからです。

例えば下顎の歯並びは正常なのに上顎の歯並びの左右差が大きい場合、左右上顎骨の捻じれなどが考えられます。

そして上顎骨の捻じれがある場合はそれに連続している側頭骨や蝶形骨、頬骨、さらに頭頂骨までゆがみが生じていることがほとんどです。

その原因はたくさんありますが、まずお聞きすることが「出産時に鉗子分娩や吸引分娩がなかったか?」です。

鉗子分娩で真っ直ぐ引き出せればまだいいのですが、少しでもねじって引き出してしまうと後々までその影響が残り、歯並びにまで影響してしまうのです。

ですから頭蓋骨を触診して捻じれやゆがみがないかを確認することは歯科にも必要だと思います。

そして当院ではそのような場合施術による調整とホメオパシーのレメディによる対応も同時に行っていきます。

頭蓋にゆがみを残したままですと矯正治療後の後戻りも懸念されますから、矯正医との連携も必要だと考えています。

神は細部に宿る

最近この言葉に共鳴することが多いですが、様々な解釈がされているようです。

一般的には主に建築関係で使われることが多いらしいです。

私は「大切なことは意外に末端にある」という意味で捉えています。

たとえば歯がそうです。

歯は噛むための器官であることは間違いないですが、それだけではありません。

歯をちょっと治療しただけでものすごく体調が悪化する方もいらっしゃいますし、ちょっと歯を調整しただけでなかなか改善しなかった痛みなどが改善することもあります。

また整体での調整の主流は脊椎、骨盤、頭蓋骨です。

もちろんこれらは重要なのですが、そこを調整してもなかなか改善しないこともままあります。

こういう時に歯や指など普段あまり重要視されていない箇所を調整すると劇的に改善することがあります。

日々の生活の中で歯や手足の指を大切に扱うことが実は人生のクオリティを大幅に向上させる秘訣であると思います。