ヨコハマヒーリングデンタル

院長コラム

歯が動いています

ここ数週間で歯が動いた人が続出しています。

型を取って作った補綴物がコンタクトがゆるゆるでやり直しになっています。

2人続けて歯のカタチが変わって?しまい詰め物が入らなくなるケースもでてきました。

それから、今まで何年も大丈夫だった歯根の病巣が腫れるケースも続出してます。

コロナ騒動と地磁気の乱れ、集団意識の不安感が免疫力を低下させていると思います。

出来れば状況がある程度落ち着くまでは歯の治療は最小限にしたほうがいいかもしれません。

治療(施術)のやり過ぎ?には注意!

患者さんの主訴の多くは「痛みをなくして欲しい」というものです。

ですので私達治療者も何とか痛みをなくそうと努力します。

すると・・・

痛みを完璧になくそうとするあまり「治療をやり過ぎる」傾向がでてきます!

例えば、ある程度痛みが和らいできたところで患者さんに「いかがですか?」と質問したとします。

その答えが「まだ少し痛みがあります」とか「ほかの場所が痛くなってきました」などという返答が返ってくることがままあります。

もちろんもう少し治療したほうがいいケースもあるのですが、この辺でやめた方がいいケースも実は多いのです。

その見極めとしてはオーリングテストなどのテストでOKの反応がでていること、それとこれは経験からですが患者さんの性格です。

不安感が強い方はどうしても、恐怖からもっともっとと要求が激しくなります。

それに応じてこちらももっともっとと治療をしていくと、折角いい塩梅で落ち着いていたバランスを崩してしまうことが多いのです。

これは今までの私の苦い経験から申し上げています。

癒道整体の井村先生も「施術は決してやり過ぎてはいけない。6割くらいでやめるのがちょうどいい。」とよくおっしゃていましたがその意味がよく分かります。

完璧を目指そうとすると患者さん自身の治そうとする自己治癒力を妨げてしまうのです。

先日、ある患者さんが詰め物をした歯が痛むということで来院され、アレルセラピーで調整をしましたが、「まだ少し痛い」と納得いかないようでした。

そこで「反応は消えてますから1日様子を見ましょう。それでも痛かったらまた治療します」といって終わりにしました。

すると翌日連絡があり「朝になったらすっかり痛みが消えていました」と喜んでおられました。

その時に、治療の止め時を決断するのはいかに大事で難しいかということを改めて痛感しました。

顎関節のトラブルは全身から起こりえます

口が開きにくい、開ける時に痛い、etc顎関節のトラブルで来院される方がいらっしゃいます。

同じような症状でも原因は様々です。

ある方は片方の肩に重いショルダーバッグを長時間かけていたことが原因で顎の違和感を訴えておられました。

この方は肩関節と顎関節の相関からのトラブルでした。

ある方はスポーツで片足を着く際にひねる癖をお持ちでした。

それが足の中足部のねじれを引き起こし、巡り巡って顎関節のトラブルになっていました。

このようなケースではマウスピースや咬合調整では根本解決になりません。

顎関節は身体のあらゆる部位のトラブルから発症することを知っていないといけませんね。

歯並びと顎、身体のゆがみの見方のポイント

当院では診察で歯科ユニットを倒して口腔の状態を観察すると同時に、足先にも注目します。

どういうことかといいますと、チェアを倒すと必然的に足先が確認できます。

すると足先の左右差がはっきりとわかります。

足先の左右差がかなり大きい人はまず身体も顎もそして歯並びにも何等かの問題が起こっています。

そして身体のゆがみの大きい患者さんは、歯の治療はあとにして(急性症状のある方は別ですが)まず施術やCBS,アレルセラピーなどを施して歪みを整えます。

すると、足先の左右差が解消されてきます。

この時点で初めて補綴などの歯の治療にはいることになります。

足元以外にも手首にも歪みが現れていますが、足元が一番よく見えるので私はそれを目安に診療を進めています。

前歯をぶつけると脊柱にまで影響が及びます

少し前のことですが、硬いものを食べて前歯がグキッとなったという患者さんがいらっしゃいました。

なんでも前から押すと痛くないが、舌で前に押すと痛いとのこと。

調べてみると確かにその歯を前方向に押すときだけオーリングテストでマイナスの反応がでました。

そこでその情報を解析してくとなんと頚椎から胸椎、腰椎、仙椎さらに尾椎までマイナスの反応がでていましたショック!

それらの反応を一つ一つ解除していくとやっと前方向に押しても反応がでなくなりました。

その後は咬合調整をし、ホメオパシーのレメディを処方して終了しました。

このように単に前歯だけの問題と思っていても実は脊柱全体に影響がでていることが少なくありません。

ですから歯をぶつけたり、硬いものを噛んだりしないよう注意して生活することはとても大切なことなのです。

歯並びと頭蓋骨の関連

当院では噛み合わせや歯並び、顎関節のトラブルなどの診断をする際に必ず頭蓋骨の触診を行います。

それは歯並びも含めて歯の問題の多くは頭蓋骨のトラブルもおこしているからです。

例えば下顎の歯並びは正常なのに上顎の歯並びの左右差が大きい場合、左右上顎骨の捻じれなどが考えられます。

そして上顎骨の捻じれがある場合はそれに連続している側頭骨や蝶形骨、頬骨、さらに頭頂骨までゆがみが生じていることがほとんどです。

その原因はたくさんありますが、まずお聞きすることが「出産時に鉗子分娩や吸引分娩がなかったか?」です。

鉗子分娩で真っ直ぐ引き出せればまだいいのですが、少しでもねじって引き出してしまうと後々までその影響が残り、歯並びにまで影響してしまうのです。

ですから頭蓋骨を触診して捻じれやゆがみがないかを確認することは歯科にも必要だと思います。

そして当院ではそのような場合施術による調整とホメオパシーのレメディによる対応も同時に行っていきます。

頭蓋にゆがみを残したままですと矯正治療後の後戻りも懸念されますから、矯正医との連携も必要だと考えています。

神は細部に宿る

最近この言葉に共鳴することが多いですが、様々な解釈がされているようです。

一般的には主に建築関係で使われることが多いらしいです。

私は「大切なことは意外に末端にある」という意味で捉えています。

たとえば歯がそうです。

歯は噛むための器官であることは間違いないですが、それだけではありません。

歯をちょっと治療しただけでものすごく体調が悪化する方もいらっしゃいますし、ちょっと歯を調整しただけでなかなか改善しなかった痛みなどが改善することもあります。

また整体での調整の主流は脊椎、骨盤、頭蓋骨です。

もちろんこれらは重要なのですが、そこを調整してもなかなか改善しないこともままあります。

こういう時に歯や指など普段あまり重要視されていない箇所を調整すると劇的に改善することがあります。

日々の生活の中で歯や手足の指を大切に扱うことが実は人生のクオリティを大幅に向上させる秘訣であると思います。

義歯を作る前には身体の調整が必要

今年最初のコラムです。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

一般歯科は義歯を作る前に身体がキチンと整っているかを調べることはしませんし、できません。

しかし、よく考えてみると身体が歪んだ状態だと顎や噛み合わせも歪んでいます。

これは間違いないことです。

歪んだ状態で義歯特に総義歯のような大きな義歯を作ると歪んだ状態が再現されますから、その義歯を装着すると歪みが固定化します。

ですから当院では義歯だけでなく被せモノを作る時にも、まず身体が歪んでいないか、カカトが真っ直ぐか、顔面頭蓋骨が整っているかを必ずチェックして歪んでいればしっかり整体等で整えてから印象(歯型をとること)、噛み合わせをとります。

そのようにして出来た義歯を身体が歪んでしまっている時に装着すると若干違和感を感じますが、徐々に馴染んでくると同時に身体も整ってくるのです。

これが良い入れ歯を入れると身体の調子がよくなるひとつの理由だと思っています。

歯の治療をする際には、常に身体の状態をしっかり確認し、必要があれば調整する必要があるのです。

今年の総括

平成29年もあとわずかです。

今年からクリニックを週休3日にして心身の立て直しと新しい治療法の習得に力を注いできました。

従来から継続して学んでいるホメオパシー、癒道整体に加えアレルセラピーという新しい治療法を2月から取り入れました。

これらの代替医療により、歯の痛み、顎の痛み、顎関節の問題、噛み合わせや口腔と関連する身体の様々な問題に対する多角的なアプローチができるようになってきました。

現代に生活する人々は、多くの環境問題、特に食品添加物、農薬、放射性物質、電磁波、化学物質の影響を受けています。

歯科領域においても、虫歯は単に甘いものを食べ過ぎるとか歯磨きができていないというような単純な問題ではないと多くの方が気付きはじめています。

歯の痛みにおいても原因不明のことが実に多くなっています。

歯そのものに問題があるケース、歯根膜に問題があるケース、三叉神経等の神経系統に問題があるケース、身体の捻じれなどの筋骨格的な問題があるケース、関連臓器に問題があるケースなど調べていくと数多くの原因で歯痛が起こることがわかります。

それらをきちんと把握し、より根本的に対処すべく上記のような代替医療が必要になるのです。

もはや現代医学のみで対処できる時代ではありません。

エビデンスがあるなしにかかわらず安全で効果的とあれば積極的に活用していくことをしないと目の前の苦しんでいる患者さんを助けることは到底できないでしょう。

来年はさらに研鑽を積んでより広く、深い診療ができるように精進していくつもりですので何卒よろしくお願いいたします。

それでは皆様どうぞよいお年を!

囚われない姿勢

いろいろなことを学んでいくとどうしてもある見方が出来上がります。

「これはこうでなくてはならない」という考え方です。

歯と経絡との関連で例えると「8番の歯(親知らず)は小腸経と心経に関連する」となっているので、小腸と心臓以外は関係ないと思いがちです。

しかし、癒道整体では8番の歯は膀胱や直腸、肛門に関連すると習います。

これは一見矛盾しているように見えますが、見方が違うとそうなるということです。

さらにいえばどの歯も身体のすべてと関連しています。

その中でより関連が深いところはどこかという問題なのです。

経絡的にみるのか、整体の見方でみるのか、また別の見方でみるのかということです。

現代の教育システムではこのようなものの見方を習う機会がほとんどないので、どうしても一方向的なものの見方しかできないのです。

私もそのような教育環境で生きてきたので、30代まではかなり偏ったものの見方をしていたと思っています。

40代になりホメオパシーを本格的な学び始めてやっと多角的な視点を手に入れることができました。

多角的な視点から治療するようになると、自分がいかに狭い視野の中で生きてきたのかがわかりました。

それが何かとても息苦しかった原因であったとも納得できました。

治療法もそうですが、何々メソッドと名のつくものは無意識にそのメソッドに当てはめてしまうリスクがあることを肝に命じておかないと偏ったものの見方になってしまいます。

どんな事象にも柔軟に対応する能力を身に着けるには「囚われない姿勢」がとても大切なのです。