少し前のことですが、硬いものを食べて前歯がグキッとなったという患者さんがいらっしゃいました。
なんでも前から押すと痛くないが、舌で前に押すと痛いとのこと。
調べてみると確かにその歯を前方向に押すときだけオーリングテストでマイナスの反応がでました。
そこでその情報を解析してくとなんと頚椎から胸椎、腰椎、仙椎さらに尾椎までマイナスの反応がでていましたショック!
それらの反応を一つ一つ解除していくとやっと前方向に押しても反応がでなくなりました。
その後は咬合調整をし、ホメオパシーのレメディを処方して終了しました。
このように単に前歯だけの問題と思っていても実は脊柱全体に影響がでていることが少なくありません。
ですから歯をぶつけたり、硬いものを噛んだりしないよう注意して生活することはとても大切なことなのです。