今日は歯茎が腫れて痛い時に役に立つレメディをご紹介します。
まずまだ膿ができる前の状態でズキズキと拍動するような痛みがしてきた時はベラドンナです。痛みは激しくズキズキがポイントです。
次に腫れてきて、触るとすごく痛み、とても気持ちがピリピリして神経が逆立っているような時にはヘパサルファーです。
ヘパサルファーは蠣の殻を焼いて作ったレメディで歯茎の腫れにはNo.1の効果を発揮します。私もこのレメディで何度も効果を実感しました。
そして痛みは引いてきたもののなかなか膿が小さくならず治癒が進まない感じがしたらシリカの出番です。
シリカは異物を積極的に排泄してくれるありがたいレメディで、乳歯がなかなか抜けない時や棘や骨が刺さって抜けないときなどに素晴らしい効果をあげてくれます。
それからヘパサルファーと似た状況で焼けるようなチクチクするような痛みがあり温めても冷やしても痛い時、さらに腺(扁桃腺やリンパ腺)が腫れている時にはマーキュリーを使ってみてください。
専門的な処方ではこれらのレメディを組み合わせることもあるのですがセルフケアの範囲では上記のポイントでレメディを使えば十分だと思います。
付け加えますが、歯茎の腫れは歯科治療をする必要がある症状ですので、レメディだけで治癒させようとは思わないで、あくまで緊急的に使用してください。