歯の痛みの原因というと一般的には、虫歯、歯周病、知覚過敏の3つがあげられます。
それ以外は三叉神経痛や非定型顔面痛とよばれる心因性の痛みがあります。
しかし、ホリスティックな立場から12年、原因不明の歯の痛みを診てきましたが、その原因は意外にも「内臓の問題」だったり「感情の問題」であったり、「身体の各所のゆがみ」であったりすることが大半だとわかってきました。
一般歯科医学ではどうしても痛い歯に原因があると決めつけてしまうので、それが実は大きな偏見、先入観になり本当の原因にいきつけなくなってしまうのです。
そして、たとえ身体のゆがみだったといても、感情の問題だったとしても具体的に対処する術も持ち合わせていません。
私が歯科大を卒業して一般の歯科医院に勤務した頃、検査しても歯に問題がない患者さんが歯が痛いと訴えて来院された際、やむを得ずその歯の神経をとるという場面に幾度も遭遇しました。
そのたびにとても腑に落ちない感じと後ろめたさを感じたのです。
このことがきっかけで代替医療に興味を持ち、10数年様々な勉強を続けてきました。
お陰様で、大抵の原因不明の歯の痛みは意外に単純な理由で起きており、それを解消する術も身に着けました。
このことをもっと多くの人に伝えなくてはいけないと思っています。